CADを導入して初のシーズンを乗り越えて

5月にCADを導入してとりあえず最初のシーズンは乗り切ることができました。今は現物に入るアイテムのグレーディング前の修正に入っています。
マスターを引くところまでは今まで手で引いていたものを画面上で引いていくだけなので難しくはなかったのですが、そこから先のパターン操作はパターンナーさんにお任せしていた部分だったのでかなり苦戦し、制作が展示会のぎりぎりまでになってしまいました。今から思うと裏地の操作の少ないSSの前に導入したのは正解でした。
展示会期間中にお会いしたベテランパターンナーさん達から「とりあえず思うようにやってみてダメなら現物に入る時に直せばいい」というアドバイスを頂きました。またポケットの袋布の付け方などは「自分で縫ってみて覚えていくしかない」とも。今回色々経験できたので次のAWの制作に生かしていけたらと思っています。

2015SSジャケット、コート原型

手引きではできなかったような精度の高い調整が簡単にできるので、展開箇所や分量のバランスの色々なパターンを試して2015SS原型からジャケット、コート原型を作成しました。今のところCAD楽しい。



ここからは実戦で覚えていきます

今週は19日の撮影の準備、来週後半に投入する現物の準備、それからCADの練習。これら3つの仕事が中心でした。撮影の準備はコレクションもすでに送り出したので、あとはルックのコーディネートを最後ぎりぎりまで考えます。現物の投入も資材は全て揃ったのであとは型毎にまとめるだけ。
CADの練習はトレーニングの予習に使った本のとおりにひととおり練習してみました。この本はCREA COMPOの操作を元に作られているのでCREA COMPO IIとは操作が違うことも多いですが、それでもかなり役立ちました。
トレーニングとこの本で全ての機能を試せた訳ではないのでまだわからない機能もあるのですが、一つの作業をするにしても色々なアプローチがあり、だいたいはやれそうなのでここからは実戦のなかで少しづつ覚えていけたらと思っています。

CADトレーニング(2日目)

本日でトレーニング終了しました。
予定より早く進んだので、最後に色々自分で試してみて新たに出てきた疑問を解決する時間ができたのはよかったです。新たに出てきた疑問もほぼ学んだことの複合技。あとは基本をどう組み合わせてパターンを作図していくかなのでパズルみたいです。ちょっとこれからのパターンメイキングが楽しみです。
来週からは予習に使っていた文化のCADの教科書の作業をひと通り練習してみようと思います。

CADトレーニング(1日目)

今日と明日の2日間、CADのトレーニングを受けています。
マンツーマンです。
そのため細かな質問もできるし、自分のペースでやれるのでありがたいです。
基本的な操作はひと通り習い、次のステップとしてトレースからパターンメイキングの一連の操作を習得中です。
予習で持っていた疑問もほぼ解消されてきたので、少し復習して明日のトレーニングに備えたいと思います。

2015SSスカート原型

ラインの引き直しで後ウエストラインを下げたので、それに合わせてスカート原型もリニューアル。
前後ともウエストラインがきれいな水平になるように調整しなおしました。前も後も何パターンか試してみたので意外と苦心しました。

2015SS原型

次の2015SSの制作前に全ての基本となる原型の見直し。
2014-15AWの制作では全ての袖が身頃続きのものやラグランスリーブ、ドロップスリーブで、それらを引いていくうちに肩傾斜の前後差が不要だと感じたので、肩傾斜を前後同角度に変更。
また、後脇部分のバストラインが少し下がり気味だったので水平になるように肩ダーツやバストダーツの増減で調整。



ラインの引き直し

2015SSに向けて原型の見直しをしたいので、その前にマネキンのラインを入れ直しました。
今まではウエストラインはトップとボトム共通でしたが、ボトムに後下がりの概念を入れようと考えているので、ボトム用のウエストラインを追加しました。



誤差(その3)

とはいえ単純に正確なJIS規格の定規を使う訳にもいかないのです。なぜならJIS規格の定規ってほとんどがステンレス製で使いにくいのです。私が使用しているのは1mのものと1.5mのもので、長い距離の線を引く時に使用するものです。そういうときにステンレス製の定規は重量もあるので直線を引く際には重宝しますが、透けないので寸法を測るのにはちょっと使いづらいです。
結局、2014-15AWシーズンは緊急措置としてパターンにできるだけ詳細に寸法を記入してそれを参考にしながら、誤差をできるだけ1箇所で大きく処理しないようにパターンナーさんにゆだねるという方法で対応しましたが、誤差を減らして正確にデータ化することを目指すならば解決したとは言えないので、2015SSに向けてこの問題を解決するべく対応していきたいと思います。

誤差(その2)

このことをきっかけに定規の精度について色々調べてみました。私は普段寸法2種類の方眼定規を使用しています。ひとつは寸法をを測るときに使用しているものでこれは目盛りが赤で刻まれているので製図の際に見やすいものです。もうひとつは厚みと重さがあり直線を引く際につかうものです。この2つの目盛りをあわせてみると50cmの長さで0.5〜1mm程の違いがあることがわかりました。メーカーや材質、さらには定規の個体差でばらつきがあるなら基準って何なん?と思ったら、定規にもJISの規格があり、私もJIS規格の定規を持っていることを知りました。JIS規格の定規と普段使用している「寸法測り用の定規」と「線引き用の定規」にどれくらい違いがあるかを比べてみると、「寸法測り用の定規」はJIS規格の定規に比べて0.25mmくらい短く「線引き用の定規」は1mm弱長いことがわかりました。
(つづく)




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